保育士の配置基準について

今年度から、保育の質向上のため4・5歳児の保育士の配置基準が76年ぶり(!)に見直され、「子ども30人に対し保育士1人」から「25人に対し保育士1人」へと改善されました。 3歳児に関しても20人に1人→15人に1人に。

しかし、深刻な保育士不足の中、事業所等が急に新たな人員を確保するのは容易ではありません。そのため、この基準変更には「経過措置」が設けられているのですが、その期限が設定されていません。つまり、「いつまでその配置にしなければならないのか」が明確に決まっていないのです。

この問題については、先日行われた板橋区議会 予算審査特別委員会で、元保育士のくまだ智子区議が取り上げていて、板橋区内にも新基準に未対応の園があることが明らかになりました。

さらに昨日3/10(月)、参議院でも元保育士の おくむら政佳議員がこの問題について三原大臣に質問。区議会では当然、「板橋区として何ができるか」という視点での議論が中心となります。しかし、そもそも国の制度に問題や改善すべき点がある場合、その声を国に届けることが不可欠です。おくむら議員のように、現場の声を直接国に届けてくれる存在はとても有難いなと思いました..!

今回の答弁内容はもどかしいものでしたが、配置基準の見直しが現場でしっかりと実現されるためには、期限の明確化と現場への支援が不可欠です。保育現場での痛ましい事故や虐待は、現場の余裕のなさから発生してしまう側面もあります。

私もこの課題について注視し、改善を求めていきたいと思います。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP