7月29日、30日に企画総務委員会の視察で、東北地方へ訪れました。
岩手県紫波町の「オガールプロジェクト」では、バレーボールの練習専用のアリーナが特に印象的でした。「アリーナ」を作るとなると、「色々なスポーツで使えるようにしよう」「観客席もつけよう」と用途が広がりがちなところ、オガールのバレーボールアリーナは完全にバレーボール専用。練習用なので観客席もなし。用途を絞ったことで、クラブチーム等にとって使いやすい施設となり、高い利用率を誇っているとのことです。

板橋では、群馬県高崎市にあった「板橋区立榛名林間学園」が閉園となったこともあり、スポーツチームの子どもたちの合宿施設が不足しているという課題があります。
板橋から岩手県紫波町へ合宿に….というのは距離的に簡単ではないものの、用途を絞った体育施設の設置については検討の余地があると思いました。

仙台市の「FullDigital市役所」の取り組みについては、今年4月に訪問した香川県高松市の「スマートシティたかまつ」に通ずる部分もあり、DX自体は自治体間での共通の課題であるものの、計画の立て方やアプローチの違いが分かり大変興味深かったです。
仙台市は2026年度までの3年間を「集中改革期間」と位置づけているのですが、その間の実施事項や数値目標が市民にわかりやすい形で示されており、板橋区でも取り入れたいと思いました。
私は都市OSの国際的な規格「FIWARE」の活用についてなど質問しました。訪問当日の早朝、カムチャツカ半島付近で地震があり、津波注意報が発令されている中での視察となりました。(視察を受け入れていただいた部署には影響はない、とのことでした)対応いただいた職員の方々に感謝です。













